バドミントンでの当たらない(空振り)を考える

バドミントン技術

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こんにちは、

今回のタイトルは、バドミントンの当たらないを考えるです。

不思議なタイトルですよね。

バドミントンで当たるようにするでは、ありません。

もちろん最終的に当たるようにすることを目標としますが、先にとりあえず当てる事だけを考えてしまうと大きな落とし穴にはまってしまう事があります。ラケットを握って空振りをしてから当たるようになるまでの過程を順を追って考えましょう。

ちなみに、この記事では、オーバーヘッドストロークを想定した内容です。

オーバーヘッドストロークとは、頭の上で打つフォア側のショットです。

ボールを投げる時と近い動作でラケットを振るときの動きです。

なぜ、当たらないのか?

1番簡単な説明は、シャトルのないところにラケットが通過しているからです。

しかし、そんなことは誰でもわかります。「シャトルにラケットの面を当ててください」なんて、アドバイスは必要ないですよね。

それでは、一つ掘り下げて、なぜ、シャトルのないところにラケットが通過するのか考えてみます。

  1. シャトルの落下とタイミングがあっているのか
  2. 自分の思っているところにラケットを振れているのか
  3. シャトルを打てる位置にいるのか
  4. シャトルを見ているのか

以上のことが考えられると思います。各項目について練習方法を含めて考えていきます。

シャトルの落下とタイミングがあっているのか

タイミングですが、大きく2つのパターンがあると思います。

1つ目は、本当に始めたばかりで、本人の意識が先行しすぎている場合です。まだ1回か2回目の練習で当たらないなぁーと思っている人はもう少し練習して様子を見てみましょう。もう少しで、悩む必要もないくらい普通に当たるようになるかもしれません。

2つ目は、女の子に多いのですが、スイングがあまりに遅すぎてタイミングが合わない場合です。ちょっと言い方がひどいですが、現実にあります。男の子は、遊びでボールを投げる事がある子が多いので、小学生の初心者でもなんとなくラケットが振れます。しかし、ボール遊びをしてこなかった子は肩を振る感覚がありません。

それは、ラケットを持たせてとりあえず適当に振ってもらうと明らかに分かります。過去に、6年生の男の子でも、「この子はボール遊び一切してないんだろうな。」と感じた子はいます。シャトル上げて構えてからスイング始めは良いのですが、動きがゆっくり過ぎてラケットがインパクトのポイントに来る頃にはシャトルは腰元まで落下してる。

そのような状態でしたら、まずはシャトル投げをしてください。ただ力いっぱいシャトルを投げればいいだけです。

まず、肩が振れるようにならないと、どうしても始まらないです。もちろんボールでもいいですが、ボールは遠くへ行ってしまいますが、シャトルは空気抵抗で近くに落ちてくれるので集めるのが簡単です。

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自分の思っているところにラケットを振れているのか

タイミングが良くてもシャトルと違う場所で振っていては当然当たりません。ここで大切なことは、動作をフィードバックするという事です。動作の感覚をフィードバックするということは、スポーツを上達する上でとても重要な事です。

フィードバックを簡単に説明すると

「こう動こう」と思って動きます。その後、「その通りに動けたか」と確認する作業です。

「動けているに決まってるじゃん!」と、突っ込みたくなりますが、スポーツのように複雑な動作だと実際はその通りに動けていないものです。

逆に、イメージした通りに完璧に動けたらそれこそ世界トップレベルのアスリートと言っても過言ではありません。正確に動くことに特化したスポーツが体操やダンスです。そう考えると一言で自分のイメージ通り動くと言ってもいかに難しいかわかるかと思います。

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それでは、ラケットが思った通りに振れているか確認する方法です。おすすめは、誰かにシャトルの筒かラケットのエンドキャップを自分の方に向ける形でもってもらってそれを打てば大体の位置を確認できます。

※エンドキャップとは、グリップの先端のメーカーロゴの部分です。

もちろん、全力で振りぬくのではなく寸止めでも十分です。繰り返し確認して、自分の意識している動作と実際の動作に大きな差がないように練習しましょう。

シャトルを打てる位置にいるのか

初心者の空振りで多くみられるのはシャトルの落下地点より前すぎることです。状況としては、自分の頭をこえて後に飛ぶシャトルに足が追いつかないことが多いです。それならまだいいのですが、場合によっては適切な打点を知らないことがあります。

適切な打点とは、半身になった状態からの基本のスイングで確認してください。重心が後にならないように注意して、利き手でハイタッチするような態勢・手の位置が適切なポジションになります。

この確認も、先ほどのシャトルの筒や、ラケットのエンドキャップを打つ練習が有効です。

後方のフットワークが間に合わない場合は、別にフットワークの練習が必要になります。

シャトルを見ているのか

意外と、見過ごしてはいけないことです。僕がこれまで指導した生徒の中にスイングの瞬間に目をわずかに伏せてしまう子がいました。これを本人に指摘したところ、自覚がありませんでした。

という事は、本人はしっかり見ているつもりという事になります。改めて自分はしっかりシャトルを最後まで目で追っているといいれるでしょうか。

自分の状態をぜひ意識してみてください。

初心者にとって大切な事は、当てることでない

ラリーが続かなければお互いに楽しくないですよね。その気持ちがあるので初心者は最初にどうにかして空振りを無くしたいと思うようになります。

その気持ちはすっごくわかります。しかし、バドミントンという競技を上達するという意味で最初に意識しなければいけないのは正確なフォームを習得する事です。

正確なフォームというのは身体の回転であったり、腕の回転が十分できているということです。しかし、この回転は体幹などがしっかりして身体に軸ができていないとラケットヘッドが思ったとおりのコースを通りません。

そうなると、回転を使わず縮こまったフォームになってしまうのです。これでは、仮にシャトルに充てられるようになったところで全然飛距離が伸びません。

当てるのが先か、スイングが先か。

結論から言うと理想はスイングを先に完成させた方がいいです。

スイングを完成させてしまえばあとはシャトルの下にしっかり回りこむことが課題になるので手順が簡単になります。

しかし、当てる事を先にしてしまうとそのあと、フォームを正しいものに近づけるのにかなりの時間を要してしまいます。

ましてや、初心者だと何を注意していいのかどれが正解なのか答えを知りません。

漠然とした思考錯誤を続けなければなりません。

そのため、早いうちに正しいフォームを体に覚えさせましょう。

場合によってはある程度のフォームの乱れも可

僕は小学生も指導しているのですが、どんなに素振りをさせたりしても身体能力的に正しいフォームを再現できません。それは先ほども書いたように身体を回転させるには体幹をしっかりさせる必要があるからです。

身体ができるまでひたすらトレーニングを兼ねた遊びをさせるのもいいですが、せっかく体育館にいてラケットがあってシャトルもあるのですから、多少はフォームを気にしないで打ってもいいと思います。

何事もケースバイケースや指導者や本人の考えが重要なのかもしれません。

この記事を読んだうえで参考になればと思います。

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