力がない人が大きくロブを打つ方法【バドミントン】

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今回は、ロブについての記事を書きます。

僕は、小学生を指導していますがみんなロブを打つのがとても技術敵にも大変そうに感じます。

以前、基本的な技術について書きました。こちら

今回は、それを踏まえて力が少なくてしっかり飛ばない人に向けたコツをまとめていきたいと思います。

そのため、基本的な動作などはある程度できているものと想定して話を進めていきます。

例えば、利き足側をしっかり前に出す事や手首の前屈や後屈を使って打たない事など意外と注意しなければいけないことはたくさんあります。

それらを一通り網羅していても簡単に飛ばせるようになるわけではありません。

ここでは、3つの方法を紹介します。しかし、これらは基本というわけではなく裏技に近いものです。

よく言えば裏技かもしれませんが、悪い言い方をするとクセともいえます。

僕は、クセを全否定しません。その時の身体能力に合わせたフォームや身体の使い方があっていいと思います。

というのも正しいからといって世界のトップ選手とまったく同じ動きを小学生にさせる事ができません。

もちろん、身体能力として再現できない点ありますが、なにより怪我をさせてしまう可能性があるためです。

そのため、その時々の状況に合わせて大なり小なりクセを持つことにより競技レベルを多少強引に底上げして、身体能力や競技レベルに合わせて改めて修正すればよいのです。

強く踏み込んでからスイングする

フォアでもバックハンドでも可能ですが、強く踏込みながらスイングすると大きく飛ばすことができます。

強く踏み込む事の利点は2つあります。

1つは、地面との反作用をしっかり作ることができる点です。これにより腕の振り自体が弱くても足元から最大限ちからを作る事ができます。

もう一つは強く踏み込むことにより、自然と下半身から体幹の下部にかけてちからを入れる事ができる事です。

スイングの力を足元から手元に伝えるにはなるべく、力のロスは無いようにしたいです。

その上で、強く踏み込む事で最低でも下半身までは力を伝えやすくなると考えられます。

これらの2点。地面との反作用と体幹下部までの力の伝達をしやすい点でロブを飛ばす方法として考えられます。

しかし、先ほど記載した通りあくまでもこれはクセと呼べる方法です。当然デメリットがあります。

それは、ヘアピンなどの力を必要としないショットと比較したときに、フォームの違いができやすい点です。これでは相手から打つ前の踏み込む姿勢で予測されてしまいます。

また、強く踏み込む事でその勢いに身体がブレてしまい、コントロールの低下も無視できません。

それを差し引いてもしっかりロブを飛ばす方が競技的にメリットが大きい状況は十分に考えられます。

身体を引いて打つ

次は、身体から大きく使うような動きです。

身体から大きく使うと言っても大きくぶん回すようにして動かすわけではありません。

しっかりランジの姿勢を作りスイング動作と同時の少し重心を引くようにして身体を引きます。

どのような力の関係でロブのスイングに影響するかた言うとテコの原理です。

少しイメージしづらいかもしれませんが、支点が骨盤、力点が身体をそらせる背筋の付着部、作用点がラケットという位置関係です。

テコとして運動効率がいいわけではないのですが、大切な事はスイングに背筋を活用できる点にある事です。

この記事のタイトルは力がなくてロブが飛ばないのを飛ばすのが目的です。

ここでいう力とは肩から腕にかけての筋力による瞬発力でしっかりシャトルを飛ばすだけのスイング力という意味になります。

それを踏まえて先ほどは、足もとから力を作る方法で、今回は肩や腕だけではなく体幹である背筋からスイング動作を作る方法論という事ですね。

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背筋の力を使う上で忘れてはいけないのが腹筋です。

身体を反らせるのに背筋が必要といってもただ身体をそらせてもスイングに力はのりません。

しっかり運動エネルギーのロスを抑えることとブレが少ないようにコントロールする事が重要になります。

その役割を担っているのが腹筋となります。

そのため、身体から反らすようにして大きく身体を使うと言ってもむやみに身体を振りまわしてもロブ動作に力は乗りません。しっかり腹筋も使えた状態で制御下においた動作であることがポイントです。

また、勘違いしやすい点として、ここで言う反らすような動作は前後の動きではありません。

ロブを打つ時はランジの姿勢です。そのため、体幹の位置関係としては完全に横とは言わないものの半身に近い状態での動作となります。

しかし、例えば基礎打ちなど実践的でない何気ない打ち合いではネットに対して正面を向いて前後の動作となっても致し方がないと考えます。

このスイングに体幹の動作を混ぜるというのはあまりに動作大きすぎると当然手元のブレになり理想的ではありません。

しかし、支点が腰元にあるために小さい動作で完璧にタイミングを合わせると取るに足らないブレとなります。

最初にクセのようなものといいましたが、トップ選手でもこの動作を含めたスイングをしています。

国際大会で試合前に基礎打ちの映像が流れますよね。その時にロブを打つ時に手元の力は最小限にして身体を支点として打つ瞬間を見る事ができます。

もちろんこのときの動作は露骨に身体を大きく反らしているのではなく、インパクトのタイミングに合わせて軽く身体を引く程度の小さな動作です。

グリップを引くようにしてスイングする

これは少し技術的に難しいコツになります。

イメージとしては、ラケットの中にテコの支点を作るイメージをつくります。

ラケットのシャフトの中心に支点があると、グリップ部分が力点、ラケットの面が作用点となります。

そうするとテコの原理で少ないちからでしっかり打つことができます。

ロブを打つ場合グリップを下げると面が上がります。このようにしてシーソーのようにしてイメージするとよいでしょう。

ここで問題となるのはラケットの中心部分に支点なんてないという事です。

そのために重要なのがラケットがブレる事なくきれいに回す必要があります。

ラケットの回り方はシャフトの中心を指でつままれているかのような軌道です。

このようにきれいにラケットが回ることによって支点となるべきポイントを固定する事なくテコの形を完成させることができます。

この技術に関して言うと滑らかな肩から肘までの連動と回内・回外の組み合わせが必要になります。

そのため、ちからが足りない小中学生が器用にラケットを回す事ができるのかと考えると難しいのではないかと思います。

本末転倒かもしれませんが、この技術に関してはしっかりロブくらいは打てるような競技レベルの選手でもなければ習得できないのではないでしょうか。

この打ち方のメリットは、踏込みや身体動作を必要としないのでそれらの動きからスイングやコースを予測されづらいという事です。

また、テイクバックを必要としない状態からラケットヘッドを一気に加速させることができるので高い打点からヘアピンのような入り込みからロブを打つことができます。

そのため、相手選手からはさらに予測するのが難しい打ち方となります。

デメリットとしてはこの打ち方そのものが難しいという点と、ラケットの面をコントロールするのが難しい点だと思います。

上級者向けな打ち方ですが、習得しこれまでのロブに組み合わせればしっかり高く奥まで飛ばせるはずですし、戦術的にもかなり汎用性が高い打ち方になります。

ラケットの動きを確認しながら実践してみてください。

ありがとうございました。

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