シングルスを強くなりたいならクリアを上達しよう【バドミントン】

シングルス戦術

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今日はシングルスについての記事を作ります。

以前にシングルスの戦術について広く浅い記事を作ったのですが、今回は少しポイントを絞ってシングルスにおけるクリアについてです。

みなさんシングルスの試合で使うクリアをどのように考えていますか。

意外と奥が深いのがクリアです。

クリアをただのけん制の球、またはつなぐための球として片付けていないでしょうか。

シングルスでは、しっかりとしたクリアがあるからこそ他の球種が生きてくるのです。

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シングルにおける攻撃とは

攻撃というと、スマッシュやプッシュを思い浮かべますよね。

または、相手を前に動かすカットやドロップ。そして、ヘアピンです。

まずは、打ち抜くショットであるスマッシュで考えてみます。

プッシュは状況としてすでに有利な展開で決定打として使うショットですので、ラリーの1部として考えるショットではありませんので対称外です。

競技経験が数か月の状態ではレシーブができないので効果的に得点できます。

しかし、ある程度レシーブ力が付くと意外と簡単に取れるようになるものです。

スマッシュレシーブはダブルスとシングルスを比較したときシングルスの方が簡単です。

ダブルスは2人で守りますがシングルスでは1人しかいません。

なぜシングルスの方が簡単かというと、攻撃する方も1人しかいないためです。

そのため、スマッシュのレシーブのコースはネット前に落とすだけで効果的な返球となります。

ネット前に返球すると、相手はスマッシュを打った直後に体制を立てなおしてネット前に移動しなければいけません。

そう考えるとシングルスはスマッシュで攻撃する事に対するリスクが大きく、攻撃の成功率もダブルスよりも難しい傾向にあります。

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リスクと成功率を考えたときに問題となるのはリスクの方です。

意外とこれが念頭になく、見境なく攻めているとスマッシュを打った方がどんどん疲労して攻め負けるという事になってしまします。

それではリスクが高くて成功率が低いスマッシュは打たない方がよいのでしょうか。

そういうわけではありません。

スマッシュで攻撃する前にクリアなどで相手をしっかり動かして崩してから攻撃するようにしましょう。

もちろん、カットやドロップでもいいのですが、クリアがより大切な理由はそのショットを迎え打つ時の構えにあります。

スマッシュをレシーブするときの構えは重心を低くした方が確実に返球しやすいです。

また、カットやドロップなどネット前から打つショットは重心を低くして動きだした方がスイング時の姿勢が安定し、正確に打つことができます。

この構えについては、初心者だとスマッシュレシーブの重心が高くて取れない。または、前に動くときに動き出しの重心が高く、ランジの姿勢を作ったときにフォームが崩れてショットのコントロールできないという問題がレシーブ側にあります。

これは、身体の使い方の基本の部分ですがある程度レシーブ側に対等の能力があると仮定して、話を進めます。

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スマッシュレシーブの構えの姿勢・ネット前に移動するときの姿勢と重心を比較したとき後ろのフットワークとして必要な身体の姿勢は重心が高い方が動きやすくなります。

重心を低く維持するのは体力を使いますが、重心を臨機応変に上下するのも体力を使います。

という事は、相手の重心を上げさせるクリアと効果的に使うとレシーブ側は重心の上下を余儀なくされ、体力消耗しやすくなります。すると、自然に疲労や次もまたクリアではないかという予測ミスから重心が上がりスマッシュを全力で打たなくても効果的に得点しやすくなります。

以上の事からシングルスでは、よほど実力差があり単発でスマッシュが決まるような相手でもない限り、スマッシュを得意としていてもクリアをラリーの中で組み合わせる事がより効果的である事言えます。

ハイクリアとドリブンクリア

次にハイクリアとドリブンクリアです。

クリアが攻撃の1部である感覚をつかむことができたら今度はハイクリアとドリブンクリアを打ち分けましょう。

ハイクリアとは、文字通り高いクリアで相手の頭上高くを通過するようなクリアです。

ドリブンクリアは低い軌道により攻めそのものとして使うようなクリアです。

両方とも当然バックラインを狙うわけですが、最大の違いは相手がシャトルを触る位置ではないでしょうか。

ハイクリアはバックラインに垂直に落ちるように高く奥に上げるため、受け側がスマッシュを打とうとするとコートの外まで出なければなりません。

対して、ドリブンクリアは低い軌道で打つのでそれだけで相手は素早い対応をしなければなりませんが、読まれて先回りされるとリターンも早くなり逆に不利になってしまいます。

簡単に説明しましたが、これがなかなかうまく打ち分けるのが難しいのです。

例えば小学生では、全力で打っても何とかバックラインに届く程度の力しかない場合が多いので、自然とドリブンクリアになります。

もう少し体格がよくなり中学生になると少し軌道が高くなります。すると今度はドリブンクリアでもハイクリアでもない中間のクリアばかりしか打てなくなります。

世の中の多くの競技歴の浅い中高生のほとんどがこのどちらにも分類できない中間のクリアでラリーをしているのが現状ではないかと感じます。

ドリブンクリアはもちろん打てるのですが、多用するとリスクが大きいそのためにドリブンクリアも打たなくなるのです。

個人的には多少はあえてスマッシュの打ち損じのような高い軌道のクリアであるドリブンクリアを打ってみると膠着したラリーが変わるのでないかと思います。

また、ハイクリアに関してはそもそも打ったことがない学生が多いのではないかと思います。

というのは、ハイクリアは滞空時間が長いので一見相手に余裕を与えるだけに感じてしまいます。

しかし、滞空時間によるゆとり以上に相手は後ろにしっかり動かされる負荷が大きく、ハイクリアを受ける機会がない学生はゆったりしたラリーでも簡単に崩れます。

そのため、シングルスでは是非クリアを研究してもらいたいし、とても重要な技術だと思います。

以上になります。

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