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今回は、かねてから記事の作成を渇望していた筋肉です。
僕は、筋肉が好きです。
筋肉が好きと言ってもトレーニングが好きというより、骨格(骨)と複数の筋肉の配置から動作をイメージしてバドミントンを分解することが楽しいと日々感じています。
このブログの記事のすべては、他のブログや参考書を参考にしたことがなく、これらの知識と実体験を組み合わせて作成したものです。
もちろん、あくまでも記事を作成するときに他の資料を見ながらというわけではないというだけで、僕のコーチ・記憶にないくらい昔に見た他サイトの記事・生徒を指導しながら気づいたことなど、ありとあらゆる影響を受けているはずです。
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バドミントンに限らず、スポーツをする上で必要な要素は身体能力です。
この身体能力はざっくり、体力・筋力・瞬発力で分類できると考えられます。
この3つの身体能力は必ずまったく別の3つではありません。
トレーニングをすると自然と複合的に鍛えられるものです。
例えば、筋力トレーニングをすると、筋肉の持久力=体力または、筋肉の瞬発力も自然と備わります。
ちなみに、筋力と瞬発力の明確な違いですが、筋力は重い物を持ち上げるような筋の力。
瞬発力は素早く動作する力という違いがあります。
バドミントンの実践的動作でイメージすると、ショットを打つ直前にフットワークの速度を抑え身体を制御するには筋力が必要です。
スマッシュやフットワークそのもの加速に必要なのは瞬発力です。
筋力=ブレーキ、瞬発力=加速 そして、それらを継続するのが持久力という構図となります。
学生時代、トレーニングをし過ぎて筋肉をつけすぎると逆にフットワークや、スマッシュが遅くなるという話がささやかれていました。
正確に言うと、フットワークやスマッシュを打つ時に、力みがあると遅くなるのであって筋肉そのものが問題ではありません。
また、筋肉によるブレーキや制御は継続的な筋肉の力みですが、瞬発力はリラックスの状態からの瞬間的な力みとなります。
例えば、握力で考えると物を持つ時はずっと指に力を入れます。これが筋力です。
素早くパーからグーにするときはパーの状態で力は入っていないでリラックスしています。これが瞬発力です。
筋肉を考える上で、これらの知識を踏まえてどのように筋肉をつけるのが効果的か最初に考える必要があり、効果的でない筋肉を必要以上につける事は無駄なトレーニングや無駄な筋肉ということになってしまします。
バドミントンにおける体力とは
体力とは、心拍出量・筋持久力・精神的持久力に分類できる感じます。
心拍出量
心拍出量とは、心臓が血液を送る能力の事でどのような運動でもある程度は鍛えられると考えられます。
しかし、バドミントンに適したトレーニングという観点では、ランニングのような軽度の負荷が長時間継続される運動は適切ではありません。
バドミントンのゲームは強度の負荷、ラリー間の休憩が入り、運動・休憩・運動・休憩の繰り返しです。
実際のゲーム中はこの休憩部分の方が長くなりがちと言われています。
そのことからバドミントンにおける心拍出量を上げるトレーニングはインターバルトレーニングが適切と考えられます。
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筋持久力
筋持久力とは、筋肉が継続して負荷に耐えながら運動できる能力の事言います。
鍛える方法は実践でかかる負荷を長時間行う事で鍛えることができます。
バドミントンであればゲームやゲームのラリーと同程度かやや強度の強いラリー練習が適切になります。
また、必ずしも同程度でなければいけないわけではなく、強度が強くても持久力が上がります。
ここで言う強度とは、運動時間ではなく負荷そのものの事を言います。
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しかし、負荷を上げての練習は無駄な力みのクセを作る原因になったり、ケガの原因になる可能性があるので注意が必要です。
また、ゲームなどの実践の筋持久力を鍛える上で気を付けることは、弱い負荷を長時間かける事にあまり効果はないとされています。
そのため、ランニングの負荷は弱くバドミントンのゲームの直接的にな筋持久力とはあまり関係ないと考えられます。
また、ランニングについて補足すると、ランニングの動作はバドミントンのフットワークの動作とはかけ離れています。
そのため、筋力という意味でも動作という意味でも筋持久力という意味でもランニングはあまり意味がないのでオススメできないです。
例えば、アップとしてランニングをする。
部活動で1年生がすることがないからランニングをさせて身体を動かさせる。
など、別の目的があるのなら目的に合った効果はあると思います。
精神的持久力
精神的持久力とは、疲労を感じたときにどこまで運動の精度を維持できるかという力です。
この部分はあらゆる練習で鍛えられる反面、なかなか鍛えるのが難しいものです。
それがゆえに、指導者は厳しく接しすぎてしまったりします。
精神的な持久力は練習の内容のみでなく、本人の志やチームな指導者との関係性など必ずしも練習内容とは直接かかわらない場合もあります。
バドミントンにおける筋力と瞬発力とは
冒頭でも筋力と瞬発力について触れました。
それぞれ、別に記事を作成する予定なのでここでは簡単に触れて記事を作成ののちリンクを張りたいと思います。
それでは本題に入りますが、筋力は冒頭で説明した通り、動作のブレーキや安定にとても重要な役割は果たしています。
しかし、瞬発力に関わる筋肉にも筋力が必要なので、便宜的に言葉の使い分けをしていきます。
筋力と瞬発力は動作中、複雑に連携しあいます。
例えば、ラリー中構えの段階では、腰を低くして相手の返球に対して広く対応できる姿勢を作ります。
このときに、腰を低く保つのは筋力が必要です。
筋力がない選手は腰が高くなりがちです。
相手のショットに合わせて、力を抜く=脱力して瞬発力の動作に切り替えます。
このとき地面の反動を使えばリアクションステップとなります。
一歩目で瞬発力を使い加速しつつ、身体は崩れないように筋力で姿勢を保持します。
2歩目の継脚では、加速よりもシャトルとの距離感を合わせるために減速に使う事も多くあります。
最後のスイング動作では、最初に足元を安定させ、スイング動作の時に瞬発力を使います。
いかがでしょうか。このようにして、筋力と瞬発力が一連の動作の中で組み合わさっています。
動作が重くなりがちな選手はこの切り替えが上手にできずに、瞬発力を上手に使わなければならない部分で身体にブレーキを同時にかけてしまっていたりします。
逆に、フットワークが速いのですが動作中も身体がふらついていて、スイングが安定せずミスが多い人は身体を安定させる部分が足りないと言えます。
動作に安定感を与える筋力は腹直筋や大腿四頭筋・ハムストリングス・殿筋・そして大胸筋や三角筋です。
これらの共通点は、多軸関節に付着している点です。
関節には、動作軸が決まっています。
たとえが肘は曲げ伸ばししかできないので軸が一つです。
対して、肩の関節や股関節、脊椎関節はいろんな方向に曲がることができます。
これによって、人は柔軟な動作が可能になります。
その半面、スポーツの場面では身体が不安定になる原因になってしまします。
瞬発力に携わるののは俗にインナーマッスルと言われています。
インナーマッスルが動作を連動させることにより、瞬発力を高め素早い動作を可能にしています。
これらの部分は別の記事を作り後日、追記致します。
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